ニチアス中間期決算…不正認定取得の影響で赤字が152億円

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ニチアスが発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期損益が152億3800万円の赤字となった。耐熱材の認定を不正に取得していた問題で、これの改修費用を計上したため。

売上高は同11.3%増の859億800万円、営業利益は同17.5%増の74億1700万円と増収増益の見通し。経常利益は同26.2%増の75億3000万円だった。石油精製・石油化学などのメンテナンス需要が増加したことや自動車メーカー向けの製品が好調だったため。

ただ、耐熱材の認定を不正に取得していたことの改修・取替費用300億円を特別損失に計上したほか、事件に伴って建材製品製造工場の設備などを減損処理し、中間損益は大幅赤字となった。

通期業績見通しは売上高が同2.0%増の1680億円、営業利益が同6.7%減の135億円、経常利益が同5.5%減の134億円、最終赤字が115億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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