マイクロソフト、ZMP、双葉電子---3社協業で新型ロボットを発表

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マイクロソフト、ZMP、双葉電子---3社協業で新型ロボットを発表
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ZMPとマイクロソフト、双葉電子工業の3社は29日、『2007国際ロボット展』がスタートした東京ビッグサイトで共同記者会見を行った。今回発表されたのは、ZMPの新型二足歩行ロボット『e-nuvo WALK ver.3』。

世界で初めて、マイクロソフトのロボット開発用の統合環境『Microsoft Robotics Studio』に対応し、ZMPが双葉電子工業と共同開発した『インテリジェント・アクチェータ・モジュール』を搭載している点が特徴だ。

今回のコラボレーションに対し、マイクロソフトからは、ロボティクスグループ・ゼネラルマネージャのTandy Trower氏が来日し、会見した。マイクロソフトは「すべての家庭にロボットを」というスローガンを掲げてロボット分野に参入中。日本はロボット大国であり、国も推進している産業であることから日本を重要視しており、今回の件に関しては「とても素晴らしいこと」としている。

続けて、ZMP代表取締役社長の谷口恒氏がマイクの前に立ち、経緯を説明。マイクロソフトとは以前から協業してきていること、情報系・ソフトウェア系のハードウェアの知識のない分野の企業がロボット分野に参入するためには、Windows上で開発できる環境が必要であるとして、『Microsoft Robotics Studio』に対応したことを説明した。

最後は、双葉電子工業代表取締役副社長の金綱伸光氏。今回新たに開発され、『e-nuvo WALK ver.3』に12個搭載されている『インテリジェント・アクチェータ・モジュール』について、自動車業界で標準となっている通信プロトコルCAN(Controller Area Network)に対応していることなどを語った。

『e-nuvo WALK ver.3』の価格は、58万8000円(税込)。大学などの研究期間の実習教育教材、企業の社員研修教材として、本日よりZMPのWebサイトにて販売を開始だ。

《デイビー日高》

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