【オートソックを知る】普通の雪道ならまったく問題なし

自動車 ニューモデル 新型車
【オートソックを知る】普通の雪道ならまったく問題なし
【オートソックを知る】普通の雪道ならまったく問題なし 全 5 枚 拡大写真

簡易的なタイヤの滑り止めとして、トヨタや日産のディーラーオプションとしても用意されている『オートソック』。トレッド面の見た目はツルツルのポリエステル繊維なので、グリップ力は弱そうだが、実際に使ってみると意外なほど強いグリップ力を発揮してくれた。

新品を装着した直後は多少グリップが弱いが、1kmも走れば高いグリップ力を発揮してくれ、雪道での坂道発進やスラローム走行も行なうことができる。そのうえ、振動や騒音も少ないので快適性も高い。

グリップレベルとしては高級なゴムチェーンほどの強力さではないが、制限速度内の走行ならまったく問題なく雪道を走ることができる。

オートソックAS社のモッテン・ダーレ氏は「オートソックはトレッド面の繊維が毛羽立つことで、路面とタイヤの間に毛布を挟んだような効果を発生させ、路面をグリップさせます。水を含む繊維ですので、濡れたアイスバーンでも優れた制動と加速性能を発揮してくれます」という。

簡易的な滑り止めなので、あまりグリップ力は期待していなかったが、ダーレ氏のいうように想像以上の効果があった。

使える速度域が50km/hまでで、耐久性が150km走行距離までというのが目安なので、本格的な雪国に出かけるのには適していないが、都市部での降雪には心強い見方になってくれるので、この冬はクルマのトランクに入れておきたいアイテムだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る