マセラティのフラッグシップスポーツカーを日本導入

自動車 ニューモデル 新型車
マセラティのフラッグシップスポーツカーを日本導入
マセラティのフラッグシップスポーツカーを日本導入 全 4 枚 拡大写真

マセラティの日本総代理店コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは29日、マセラティのフラッグシップスポーツカー『クアトロポルテ・スポーツGT S』を日本導入した。

9月のフランクフルトモーターショーで世界発表されたクアトロポルテ・スポーツGT Sは、「他に類を見ない動力性能と圧倒的なハンドリング性能を兼ね備え、最先端のドライビングプレジャーとマセラティ社のフラッグシップカーとしての最高級のラグジュアリー性とを融合した」(マセラティ関係者)。

ダイナミックなドライビングテイストは、シングルレートダンパーと、新採用の“レーシング”セッティングを施したパッシブ・ダンピング・サスペンション・システムにより実現した。標準型と比べて車高がフロントで10mm、リヤで25mm低下している。

低重心化、サスペンションシステムの高剛性化に伴い、挙動変化時におけるロールとピッチが大きく低減し、加速性能やスタビリティ、トラクションも向上。高速走行時のコーナリングと同様、日常的な運転においてもボディ全体の動きを制御し、敏捷性も大幅に改良されているという。

新型車で特筆されるもう一つの最新技術が、ブレンボと共同開発したブレーキシステム。1ピース、6ピストンのアルミ製フロントブレーキキャリパーと、ロードカーに初搭載されるデュアルキャスト・ディスクにより、クラス最高のブレーキ性能を誇る。

デュアルキャスト・ディスクはディスクフランジ部に従来のスチールではなくアルミニウムを採用し、重量を今までと同等に抑えつつ、ディスクディスク径を330mmから360mmにまで拡大した。

燃費性能は「デュオセレクト」と比較して9%の向上(市街地走行除く)を達成している。

車両本体価格は1595万円、デリバリーは2008年春頃より開始の予定だ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る