三菱自動車、インドネシア事業会社を再編

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車、P.T.Krama Yudha(KY)、三菱商事、三菱ふそうトラック・バスは、インドネシアのP.T.Krama Yudha Tiga Berlian Motors(KTB)とP.T.Mitsubishi Krama Yudha Motors and Manufacturing(MKM)の新たな資本構成について合意し、出資手続が完了したと発表した。

今回の合意で、三菱ふそうはKTB、MKMにそれぞれ新たに出資し、三菱自動車は保有するMKMの株式を三菱ふそうに譲渡するとともに、KTBの一部の株式を取得する。

KTB、MKMの新たな出資構成によると、KTBは、MC Automobile Holding Asia B.Vが40%、KYが40%、三菱ふそうが18%、三菱自動車が2%。MKMは、三菱商事が32.28%、三菱ふそうが32.28%、KTBが17.22%、KYが18.22%となる。

KTB、MKMの新たな資本構成で、インドネシアでの三菱自動車の乗用車、三菱ふそうのトラック・バスの製造・販売に関する各社がそれぞれの事業の発展を目指す。

KTBは、三菱自動車、三菱ふそう商品のインドネシアでの販売会社で、MKMは両社の現地生産車両の部品製造会社。

三菱自動車は、インドネシアをアセアン地域の最重要市場の一つとして位置付けており、過去5年間の総販売台数は20万台を超える実績がある。特に小型商用車セグメントでは30%超のシェアを確保している。

新体制で、三菱自動車は、現地生産する小型商用車とタイから輸入する乗用車とピックアップトラックの販売を通じてインドネシア事業を強化するとともに、今後市場ニーズにマッチした新商品の投入で商品ラインナップを拡充、事業基盤の拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る