緊急招集に飲酒運転で応じた警官、懲戒免職に

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山口県警は7日、非番中に緊急召集を受けた際、山口県下関市内の国道9号で飲酒運転を原因とする追突事故を起こした下関署・刑事2課に所属する51歳の巡査部長を同日付で懲戒免職処分とした。

山口県警・監察官室によると、問題の事故は11月18日夜に発生した。下関市前田1丁目付近の国道9号で信号待ちを行っていた乗用車に対し、下関署・刑事2課に所属する51歳の巡査部長が運転する後続の乗用車が追突した。巡査部長の呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたため、道交法違反の現行犯で逮捕された。

この巡査部長は事故当日は非番で、午後6時ごろから自宅で焼酎ロック4-6杯を飲んでいた。ところが午後9時ごろになり、高齢者が行方不明となる事件が発生。勤務先の下関署が非番署員に対しても緊急の召集を掛けたため、これに応じて出勤したが、その途中で事故が発生したという。

巡査部長は「酔っていることは自覚しており、タクシーを使うべきだったが、急ぐあまりに自分で運転した」などと話しており、監察官室は故意と判断。厳しく対応することを決め、懲戒免職処分を実施した。

《石田真一》

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