日産 GT-R 開発、影山選手「買ってください」…NISMOフェスティバル

自動車 ニューモデル 新型車
日産 GT-R 開発、影山選手「買ってください」…NISMOフェスティバル
日産 GT-R 開発、影山選手「買ってください」…NISMOフェスティバル 全 4 枚 拡大写真

「生まれて一番最初に知ったスーパーカーが『スカイライン GT-R』で、レースを始めてその『GT-R』でチャンピオンを取って、まさかこの日産GT-Rの開発を担当できるとは思っていませんでした」とレーシングドライバーの影山正美選手。

『NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY』(2日、富士スピードウェイ)で行われた「NISSAN GT-R ディスカッション」。参加者は、日産自動車車両開発主管兼チーフ・プロダクト・スペシャリストの水野和敏氏と、開発テストドライバーの鈴木利男氏そして影山選手だ。

GT-Rの開発ドライバーは5人おり、スポーツオプションの開発など、ユーザーの立場でサーキットを走るための開発をしているのが影山選手である。

影山選手のような現役のレーシングドライバーの場合、速さが求められるような気もするが、水野チーフの狙いはそこにはなく、ユーザーが楽しめるスポーツパーツを開発してほしいのだそうだ。

影山選手は「歯車のひとつとして徹しています」という。パーツを何か変えたときに、その違いをデータとして出すことが自分に課せられた使命だと語る。

水野氏は「絶対に勘違いしてはいけないのは、僕らの仕事はお客様のためであって、僕らが満足することではない。お客さんが買って乗ってくれたときに感動してもらうために僕らは仕事をしている。レーシングドライバーからすると、そこは何か少し違うところかも知れないよね」とコメントしていた。

影山選手はGT-Rを「今年の前半からテストに参加させてもらったのですが、その時点でかなり完成された状態で、非常に驚きました。まっすぐも速いし、よく止まるし、よく曲がる。タイムにも現れているように、現在最高のクルマだと思います。これは、おべっかでもなんでもないです」と評価する。

「星くず程度の力にしかなれなかったけど、本当にいいクルマ、最高のクルマです。ぜひローンを組んで買って下さい」

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る