バイクでひき逃げ 14歳少年を逮捕

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今年11月下旬に神奈川県川崎市川崎区内でバイクを無免許運転し、小学生女児に軽傷を負わすひき逃げ事故を起こしたとして、神奈川県警は9日、同区内に在住する14歳の少年を自動車運転過失傷害と道路交通法違反容疑で逮捕した。

神奈川県警・川崎署によると、問題の事故が起きたのは11月26日の午後3時40分ごろ。川崎市川崎区宮前町9丁目付近の市道をパトロールしていた同署パトカーが、ヘルメット未着用の少年2人が乗ったバイクを発見。停止を命じたが、バイクはそれを無視して逃走。約200m離れた丁字路交差点を右折する際、9歳の女児の乗った自転車と接触した。

女児は転倒した際に足を打撲する軽傷を負ったが、バイクはそのまま逃走。警察が軽傷ひき逃げ事件として捜査を行っていた。その行方はわからぬままだったが、事故から2日後の11月28日にバイクの無免許運転容疑で逮捕した少年の供述から、同区内に住む14歳少年の存在が浮上。容疑が固まったとして逮捕した。

少年は無免許運転の発覚を恐れて逃走したとみられており、警察ではバイクの入手先を含め、厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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