LED、ヘッドライト用は2015年以降---富士キメラ、市場動向調査

自動車 ビジネス 企業動向

富士キメラ総研は、2006年から2007年にかけて起こった新しい動向を中心に、LEDのアプリケーション、LED関連モジュール、LED関連デバイス、LED関連マテリアル、太陽電池、太陽電池関連マテリアルの世界動向を調査・分析し、将来を予測した報告書「2007 光産業予測便覧 Vol.3 LED・太陽電池編」にまとめた。

それによると2011年の白色LED市場予測は、数量で2006年比115.9%増の285億個、金額では単価下落から同15.2%減の1568億円としている。白色LEDは、発光効率の向上や価格の低下により、ノートPC用や大型液晶TV用など、中大型液晶表示装置用バックライト用途や車載関連用途、照明用途など新たな需要が開拓されている。最大の課題はコストと長寿命化。

車載用では、ランプ用、インパネ用とも拡大が予測され、ランプ用ではルームランプなどが有力。ヘッドライト用製品も現れたが、熱対策が完全でないため長寿命化が図れず、普及は2015年以降になる見通し。

インパネ用はメーター中心に50個以上の白色LEDを使用する車種が増えている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  4. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  5. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  6. KGモーターズ、超小型モビリティの車名を『mibot』と発表
  7. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  8. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  9. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  10. 【メルセデスベンツ EQA 新型試乗】“EQ感”がより増した、シリーズ最小モデル…島崎七生人
ランキングをもっと見る