暫定税率維持で道路を作ろう---国交相と副都知事

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暫定税率維持で道路を作ろう---国交相と副都知事
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首都高速中央環状線(山手トンネル)開通に先立ち、22日午前中に行われた記念行事で冬柴鐵三国交省、菅原秀夫東京都副都知事が、揃って道路特定財源を暫定税率維持することを訴えた。

冬柴国交省は、首都圏の慢性的渋滞を解消するためには、中央環状線のような都心へ流入する車両を回避するための環状道路が必要と前置きした上で「こうした道路建設のための巨額な支出を賄うのためにも暫定税率の維持が必要」と挨拶した。

また、菅原副都知事は「暫定税率維持で首都圏に集中的な投資を」と訴えた。その投資の中味として、(1)高速道路各社で違う料金体系の改善、(2)環状道路を有効に活用するための財源、(3)料金制度変更に伴う大型トラック輸送網の確保を上げた。

首都高速会社は、中央環状線(山手トンネル)の開通で都心の渋滞は、これまでより20%減少すると予測する。2016年オリンピックに立候補している東京都は「都内のオリンピック会場を結ぶ重要路線とするために、他国に負けないインフラを整備することができる」(菅原副都知事)と、期待している。

《中島みなみ》

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