デザイナー、エットーレ・ソットサス死去

自動車 社会 行政
デザイナー、エットーレ・ソットサス死去
デザイナー、エットーレ・ソットサス死去 全 1 枚 拡大写真

イタリアを代表する工業デサイナー、エットーレ・ソットサスが12月31日、ミラノの自宅で心臓病とインフルエンザを併発して死去した。90歳。代表作にオリベッティ『バレンタイン』など。

ソットサスは1917年オーストリア、インスブルック生まれ。1939年トリノ工科大学建築学科を卒業後、1947年に自身のスタジオを開業した。

1958年、オリベッティ社のデザイン顧問に就任。1969年には、生涯の代表作となるポータブル・タイプライター、バレンタインをペニー・A. キングとの共作で発表した。その軽快な赤いボディは、タイプライターだけでなく、従来の事務機デザインの概念にも革命をもたらした。

1981年にはデザイン集団『メンフィス』の設立に参画。数々のモダン家具のデザインに関わった。

イタリアの権威ある工業デザイン賞『コンパッソ・ドーロ』を、生涯3回にわたり受賞。昨2007年4月のミラノ・デザインウィークでは、スフォルツェスコ城会場のエントランスをデザインした。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  4. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る