ニチアス、不正認定取得問題で報告書を提出

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ニチアスは、建材の耐熱性能で不正に認定を取得していた問題で、国土交通省に対して調査結果や再発防止策をまとめた報告書を提出した。

不正に認定した軒裏を使用した物件は8万6405件だった。ただ、不正に認定を取得していた建材の一部で、仕様を見直して性能評価試験を行った結果、性能基準を達成しており、これを除くと補修する必要のある物件は4万1407件ある。

また、不正に認定を取得した耐火間仕切壁が使用されていた建築物を調査した結果、使用が確認できたのが312件、調査中が478件、不正取得の認定に該当しないものが167件だった。

改修・補修費用は今中間期に計上した300億円の範囲内におさまる見込み。

再発防止策については、昨年11月30日に矢野新社長が記者会見で説明した社外人材の招聘および組合参加によるコンプライアンス体制の構築、ISO9001認証機関による品質保証体制の確認などを着実に推進するとともに、これらの進捗状況については3月末までに公表する予定。

《レスポンス編集部》

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