青森バス転落事故で運輸局が特別監査を実施

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今月4日に青森県青森市内の国道103号線で発生し、21人が死傷した観光バス転落事故について、国土交通省・関東運輸局は7日、このバスを所有する運送会社に対し、道路運送法などに基づく特別監査を実施した。

問題の事故は今月4日の午前11時ごろ発生した。青森市雲谷付近の国道103号を走行していた大型観光バスが圧雪路面でスリップして路外に逸脱、横転した状態で約5m下に転落した。車外に投げ出されて車体の下敷きとなった38歳の女性が死亡、他の乗客20人が骨折や打撲の重軽傷を負った。

青森県警はバスを運転していた57歳の男を自動車運転過失致死傷容疑で逮捕。事故を起こしたバスはスタッドレスタイヤを装着していたが、チェーンの装着は行っていなかった。また、運転していた男は圧雪路の走行に慣れておらず、現場の道路状況も把握していなかったとみられている。

同局では車両の整備や運転手の勤務状況、雪道走行の教育が適切に行われていたのかを調べるため、道路運送法などに基づく監査を実施。運行管理者などから事情を聞いている。

《石田真一》

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