松下電器産業は、2008年10月1日付けで社名を「パナソニック」に変更すると発表した。6月下旬開催予定の定時株主総会で定款変更が承認されることを条件に、社名変更する。
現在日本国内の白物家電・住宅設備機器分野の商品に使用しているNationalブランドは、社名変更と同時にPanasonicに切り替え、2009年度中を目途に廃止し、国内ブランドもPanasonicに統一する。
同社は1918年に松下電気器具製作所を設立・創業以来、松下電器製作所を経て、現在の松下電器産業を社名とし、National、Panasonicなどのブランドを掲げて事業を展開してきた。2003年にはPanasonicをグローバルブランドと位置づけており、創業90周年の節目を迎える今年、社名とグローバルブランドを一本化すると同時に、グループ会社で「松下」「ナショナル」を冠する企業も「パナソニック」を冠する名称に変更する。 国内ブランドも統一することでグループ全従業員の活動をPanasonicブランドの価値向上に結集する。