日産とクライスラー提携へ 続

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車はクライスラーと提携し、日産の『ヴァーサ』セダンをベースとしたモデルを2009年からクライスラーにOEM(相手先ブランドによる生産)供給することで合意したと発表した。クライスラーはOEM車をが南米市場に投入する。

日産の関係会社のトランスミッションメーカーのジヤトコは、2004年以来、クライスラーへトランスミッションを供給しているが、日産車をクライスラーにOEM供給するのは初めて。

クライスラーのトム・ラソーダ副会長兼社長は「今回のような戦術的提携は、製品提供の最大化、さらには新工場のインフラ、機械設備の設置、および研究開発などへの多額な投資を最小化できる。提携により、クライスラーは現在参画していないセグメントへのアクセスが可能となる」としている。

また、日産のカルロス・タバレス副社長は「日産には双方にプラスとなった製品交換の成功実績があり、クライスラーと契約を締結することに満足している」としている。

両社は今後、製品供給の拡大を検討していくことでも合意した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 史上最高の暑さが襲ったニュル24時間耐久レース、トーヨータイヤ「PROXES Slicks」が貫いた不屈の走りPR
  2. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る