近未来のクルマ業界を担う学生達が集う“NATS”こと日本自動車大学校のブースには、例年通り技術と想像力が目一杯つまった遊びゴコロ満点のカスタムカーが集結。(東京オートサロン)
これ、すべて同校に在籍する学生達が日頃の集大成として製作した作品群で、春先にはテストランキャラバンなる卒業旅行で一般公道ツーリングまで敢行する予定なのだとか。そんなわけで数ある色物マシン(失礼…)のなかから気になるマシンをピックアップ!
まず最初に取材班が目を丸くしたのが、初期型マツダ『ロードスター』にV型8気筒エンジンを搭載し、バットモービルさながらのプロポーションで度肝を抜いてくれたNATS『Horizon』。全長および全幅は拡大され、他に類を見ないオープン2シーターを具現していた。
そして、往年のマツダ『RX-7カブリオレ』(FC3S)に今どきの感性を融合させたNATS『Apollo』は、独自のフェイスマスクに加えてBMWをスワップしたリアビューが魅惑的。こちらは入魂のオーディオメイクも手伝って、最高のオープンエアドライブが楽しめそう。
また、愛きょう溢れるファニーフェイスで意表を突いたのがNATS『Tale』。ダイハツ『ミゼットII』をベースにボンネットやフェンダーをリファインして、フランス語で言う“ターレ”=カエルのネーミング通り、キュートさをアピールして人気を集めていた。