ネプコンワールド…自動車メーカー向けバッテリーは赤字

自動車 ビジネス 企業動向
ネプコンワールド…自動車メーカー向けバッテリーは赤字
ネプコンワールド…自動車メーカー向けバッテリーは赤字 全 2 枚 拡大写真

「売り上げは伸びているが、収益的に非常に厳しくなっています」。16日に開幕した「ネプコン ワールド ジャパン」に出展している新神戸電機の関係者はこうこぼす。

【画像全2枚】

同社は売上高の約半分が自動車関連製品で、そのうち約3分の2を自動車用バッテリーが占めている。しかし、その原材料である鉛が「4 - 5倍も値上がりしている」そうだ。

そのため、同社ではこれまで4回値上げをしたが、原材料の値上げ分を100%転嫁できていない。「自動車メーカー向けは赤字で、市販品でなんとかその赤字を取り戻している状態です」と同社関係者は現状を説明する。

出展しているほかの企業の関係者も、今の原材料高騰を嘆いており、これから企業の業績が急速に悪化する可能性も出てきている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る