中国はオリンピック後に不景気になる…スズキ会長

自動車 ビジネス 企業動向
中国はオリンピック後に不景気になる…スズキ会長
中国はオリンピック後に不景気になる…スズキ会長 全 1 枚 拡大写真

「中国は今すごい勢いでいて、北京オリンピックまではそれが続くと思う。しかしその後は伸び悩むだろう」。スズキの鈴木修会長は好調が続く中国経済についてこう話す。

その根拠になっているのが“ポスト・オリンピック不況”だ。「どの国も1 - 2年不景気が続いた」と鈴木会長。

日本も昭和39年(1964年)の東京オリンピック後、“40年不況(証券不況)”を経験した。このときは、それまでの不況のように金融政策の緩和によっては改善せず、政府は戦後はじめて建設国債の発行に踏み切った。

しかし、中国政府高官は「中国だけは例外で、不況になることはない」と、ことあるごとに強調している。

会社経営歴30年を誇る鈴木会長と中国政府高官の見方のどちらが正しいか、しばらく様子を見る必要がありそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る