新型マツダ『アテンザ』は海外では『MAZDA6』としてすでに欧州市場に投入している。欧州と並ぶ主力市場となる北米向けは、米ミシガン州の米国工場で全量を生産する。
井巻久一社長によると、市場投入は「今年半ばごろ」の予定。現地生産の利点を生かして北米専用モデルとする方針で「日本向けよりはややサイズを大きくする」(同社長)という。
販売計画は明らかにしていないものの、年9万台を目標としている欧州と同規模となる見通しだ。
井巻社長は、サブプライムローン問題などが今後の米市場に与える影響について「読みきれない」としているものの、『CX-9』がライトトラック部門で米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した勢いをアテンザにつなげたいとしている。