未登録車で死亡ひき逃げの男を逮捕、クルマは早々に処分

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栃木県警は27日、昨年11月に栃木県那須塩原市内で80歳の女性をひき逃げして死亡させたとして、37歳の暴力団員の男を自動車運転過失致死とと道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は未登録車で事故を起こしたことを大筋で認めている。

栃木県警・那須塩原署によると、逮捕された男は2007年11月30日夕方、那須塩原市共墾社付近の県道を横断していた80歳の女性を乗用車でひき逃げ、死亡させた疑いがもたれている。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。早期に容疑車両の車種を特定したが、周辺での車当たり捜査は空振りに終わっていた。捜査が進展したのは今月16日、偽造ナンバーを装着したクルマを運転したとして逮捕された男が「11月にひき逃げを起こした」と自供。これが那須塩原の事件であることがその後の捜査で明らかになった。

事故当時に運転していたクルマも偽造ナンバーを装着していたとみられる未登録車で、男はこの発覚を恐れるために逃走。事故の数日後にはクルマをスクラップ処分させていた。警察では実際の処分を行っていたスクラップ業者からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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