ナンバープレートカバー装着規制へ 国交省

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国土交通省は31日、ナンバープレートに装着する樹脂製のカバー装着を規制する方針を固めた。

「ひき逃げがあっても、ナンバーの表示が読みづらい」、「車を使った犯罪を助長する」との意見が多く寄せられており、同省が昨年7月に行ったインターネット調査の結果でも、回答者1069名のうち93%がナンバープレートカバーについて「何らかの規制が必要」と答えていることから、2月4日に有識者による検討会を設置して検討を進め、6月頃に結論を得たい考え。

自動車のナンバープレートについては、道路運送車両法で「見やすいように表示する」と規定されているが、具体的な取付基準などは定められていない。検討会では、カバー装着を規制する場合の規制範囲などを検討するが、全面禁止とするか、あるいは透明なカバーについては認めるのかが焦点となりそうだ。

このほか、大型貨物自動車の後部ナンバープレートの取付位置についても、バンパーの陰に隠れて非常に確認しづらいとの意見、苦情が寄せられていることから、架装等によりナンバーが見えづらくなる改造等が行われた場合、取付位置を変更すべき基準を新設する方向で検討する。

《レスポンス編集部》

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