愛知製鋼が発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比10.8%増の50億5400万円となり、大幅増益となった。
売上高は同7.1%増の1869億2500万円と増収だった。、中期的に主要需要先自動車向け鋼材の販売数量が前年同期に比べ増加した。一方、鉄屑、ニッケルなどの原材料の価格は、引き続き高値圏で推移した。
こうした中で、同社グループは、大型設備投資の効果を最大限に発揮、最適生産体制の構築に取り組むとともに、生産性向上や徹底した原価低減活動を推進した。
この結果、営業利益は同19.9%増の92億6800万円と、大幅増益だった。経常利益も同9.8%増の78億4600万円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。