豊田自動織機は、エアジェット織機の累計生産台数が10万台を達成したと発表した。1980年5月に刈谷工場にてエアジェット初代モデル「JA型」第1号機を生産してから27年9か月目で達成した。
エアジェット織機は、空気でよこ糸を飛ばし製織するもので、高速運転で生産性が高く、高品質の織物を安定的に製織できるのが特長。現在のエアジェット織機は7代目。
最近の中国向け販売の増加により、2006年度世界販売台数は1万642台を記録、単一機種としては69年ぶりに1万台を突破した。
2007年度も高水準の販売が続いており、2年連続の1万台超えを達成する見込み。