ひき逃げ後、クルマを遠隔地に遺棄していた男を逮捕

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昨年12月中旬に神奈川県大井町で発生した重傷ひき逃げ事件について、神奈川県警は1日、同町内に在住する40歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故直後に新潟県内まで容疑車両を走らせ、海岸に遺棄していたという。

神奈川県警・松田署によると、問題の事件は2007年12月14日の午前5時45分ごろ発生した。大井町上大井付近の国道255号を横断していた54歳の男性が進行してきた乗用車にはねられた。男性は全身を強打し、骨折などの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。事故の翌日に新潟県糸魚川市内の海岸から発見された乗用車が容疑車両である可能性が高まり、このクルマを所有する40歳の男から事情を聞いていた。

当初、この男は「クルマは盗まれた」と主張。実際に盗難届けも出されていたが、男の供述内容には曖昧な点が多かった。捜査員が矛盾点を追及したところ、最終的には自分が事故を起こしたことを認めたという。

警察では男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。事故当時は酒気帯び状態だったようだ。

《石田真一》

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