ヤマハ、中期計画で配当性向は最低でも2割に

自動車 ビジネス 企業動向
ヤマハ、中期計画で配当性向は最低でも2割に
ヤマハ、中期計画で配当性向は最低でも2割に 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は5日、2010年12月期を最終年度とする3か年の中期経営計画を発表したが、期間中の連結配当性向を「最低2割」に引き上げるとともに「25%程度を目指す」方針を示した。

ヤマハの07年12月期配当は年41円と前の期より5円増配し、配当性向は16.5%となった。08年12月期は横ばいの41円配当の方針だが、純利益が減益予想のため予想配当性向は20%に上昇する。

新中期計画では「20%をコミット」(財務担当の内山徹雄取締役)したうえで、さらに上の水準を目指す。20%の場合、中期計画での利益目標に当てはめると09年12月期は48円、10年12月期は59円に増配される。

また10年12月期に目標利益を確保し、配当性向を25%とした場合、年配当は74円にはね上がる。内山取締役は「配当性向はまだ(上場企業の)平均値に届いておらず、株主の期待に応えていきたい」と語っている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る