ブリヂストン、インドネシア工場を省エネ化…CDMでCO2排出権を獲得

自動車 ビジネス 企業動向

ブリヂストンは、インドネシア子会社のカラワン工場にコ・ジェネレーションシステムを導入し、クリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトとしてCO2排出権獲得の取り組みを開始すると発表した。

クリーン開発メカニズム(CDM)は、京都議定書により温室効果ガスの排出削減が義務付けられている先進国が、発展途上国で温室効果ガス削減プロジェクトを実施し、国連気候変動枠組条約事務局への登録承認を経て、生じた削減分を先進国が排出権として自国の目標達成に利用できる制度。

ブリヂストンでは、CO2削減目標として2012年までに1990年度対比6%削減を掲げており、CDMを活用することにより目標達成を目指す。

コ・ジェネレーションシステムは、ガスなどの燃料を使って発電し、この際に発生する廃熱を、スチームなどの用途に利用する省エネルギーシステム。特に熱源を多く使用するタイヤ工場では、エネルギーの有効活用に効果的だ。

同社では国内全タイヤ9工場でコ・ジェネレーションシステムの導入を完了しているが、今回CO2排出量の一層の削減を目指し、カラワン工場でコ・ジェネレーションシステムを導入する。

システムの稼動は2009年2月の予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  3. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
  4. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  5. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る