追突事故は過労が原因として、運送会社を家宅捜索

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今月1日に大阪府大阪市平野区内の近畿自動車道上り線で路上駐車していたトラックに追突し、運転者を死亡させる事故を起こした34歳の男について、大阪府警は5日、事故は過労運転が原因で発生したとして、この男が勤務する運送会社の家宅捜索を実施した。

大阪府警・高速隊によると、問題の事故は1日の午前5時10分ごろ発生した。大阪市平野区長吉長原東2丁目付近の近畿自動車道上り線で、路肩に停車していた普通トラックに対し、後ろから走ってきた大型トラックが追突。車外に出ていたとみられる44歳の男性が巻き込まれて死亡した。

警察では大型トラックを運転していた34歳の男を自動車運転過失致傷の現行犯で逮捕。当初この男は「脇見をしていた」などと供述していたが、後の調べで居眠り運転を認めた。事故当時は千葉県内からの貨物輸送中で、調べに対しては「年明けからほとんど休みが無く、疲れていた」などとも話しており、警察では過労運転が事故の主因と判断。

このため、男が勤務している運送会社(千葉県千葉市美浜区)を道路交通法違反などの容疑で家宅捜索し、勤務実態について調べることとした。家宅捜索は5日に実施。運行記録などを押収している。

《石田真一》

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