三菱重工、リージョナルジェット実用化に向けて業界3団体に加盟

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三菱重工、リージョナルジェット実用化に向けて業界3団体に加盟
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三菱重工業は、各国のエアラインや航空機メーカーなど航空関係企業で構成する国際的な業界団体に加入したと発表した。

加入したのはERA(European Regions Airline Association)、RAA(Regional Airline Association)、IATA(International Air Transport Association)の3つの団体で、同社が推進する次世代のリージョナルジェット機「MRJ」の事業化に向けて、これら団体への加入が有益と判断した。3団体は、エアライン各社からの会員を募るほか、広く航空業界に多様なプログラムを提供している。

同社は2007年10月、MRJの正式客先提案を決定、今春に予定するプログラム・ローンチに向け、世界各国の顧客候補エアラインへの販売活動を本格的にスタートさせている。今回の3つの国際団体への加入は、民間旅客機の全機組立・販売事業への進出を目指す企業として、関係業界の発展に貢献していくとともに、エアライン各社のニーズや他メーカーの動向把握、さらには、業界の最新情報収集などに役立てていくのが狙い。

加入を申請した3つの国際団体のうち、ERAは、欧州を中心とするエアライン、空港、メーカー、サプライヤーなど約200社で構成する航空輸送組織。RAAは、エアライン43社を含む350社超が参加する組織で、会員制の会合やデータバンクを通じての情報交換、ビジネス発展を促進している。IATAは、全世界のほぼすべてのエアライン240社(126か国)が加入する国際的協会。

《レスポンス編集部》

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