ソニー、有機ELパネル事業強化

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ソニーは、有機ELパネル事業を強化するため、約220億円を投じて、将来の中大型化・高精細化に向けた技術開発を加速すると発表した。

ソニーは、1994年から有機ELの研究をスタートし、有機ELパネルを次世代ディスプレイ技術として位置付けて開発を進めてきた。2007年12月には、有機ELの特徴である高いコントラスト比、高ピーク輝度、忠実な色再現性、高い動画応答性を実現する自社開発有機ELパネル「オーガニックパネル」を搭載した世界初の有機ELテレビ『XEL-1』を日本国内で発売した。

今回、有機ELパネルの中大型化・高精細化を進めるため、生産技術確立のため、2008年度下半期から設備投資を行う。

具体的には、ソニーモバイルディスプレイの東浦事業所で、TFT工程からEL成膜工程の有機EL パネル生産設備を増強し、2009年度に生産技術確立を目指す。

ソニーでは、有機ELパネルがAV機器の用途を大きく拡張する新しいデバイスと位置付け、大規模な投資によって開発力を強化する。

《レスポンス編集部》

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