ソニー、有機ELパネル事業強化

自動車 ビジネス 企業動向

ソニーは、有機ELパネル事業を強化するため、約220億円を投じて、将来の中大型化・高精細化に向けた技術開発を加速すると発表した。

ソニーは、1994年から有機ELの研究をスタートし、有機ELパネルを次世代ディスプレイ技術として位置付けて開発を進めてきた。2007年12月には、有機ELの特徴である高いコントラスト比、高ピーク輝度、忠実な色再現性、高い動画応答性を実現する自社開発有機ELパネル「オーガニックパネル」を搭載した世界初の有機ELテレビ『XEL-1』を日本国内で発売した。

今回、有機ELパネルの中大型化・高精細化を進めるため、生産技術確立のため、2008年度下半期から設備投資を行う。

具体的には、ソニーモバイルディスプレイの東浦事業所で、TFT工程からEL成膜工程の有機EL パネル生産設備を増強し、2009年度に生産技術確立を目指す。

ソニーでは、有機ELパネルがAV機器の用途を大きく拡張する新しいデバイスと位置付け、大規模な投資によって開発力を強化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  2. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  3. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  4. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. マツダの新型EVセダン『6e』、衝突安全テストで最高評価の5つ星…ユーロNCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る