三菱 i MiEV、実証走行テストを関西電力でも開始

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三菱 i MiEV、実証走行テストを関西電力でも開始
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三菱自動車は、電池やモーターなど電気自動車の主要コンポーネントを改良した電気自動車『i MiEV』実証走行試験車1台を新たに関西電力株へ引き渡した。

三菱自動車は、地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、軽自動車の『i』をベースに、高性能リチウムイオン電池と小型・軽量モーターを搭載した新世代電気自動車i MiEVを開発、2006年10月から複数の電力会社と共同研究を実施している。

今回、i MiEVを新たに関西電力の業務車両として使用する実証走行試験を開始する。期間は2月から2009年3月までの予定。さらに、来年度の早い時期に複数の車両を追加し、試験を進めていく予定だ。実証走行試験では、三菱自は、研究車両の供給や実証走行データの分析、関西電力は実証走行の実施・データの収集や実用性の評価を担当し、実際の運転環境における総合的な性能や市場での受容性を確認する。

電力会社との共同研究については、これまで先行試験を実施してきた東京電力、九州電力、中国電力に加えて、第2段階の実証走行試験か新たに今回の関西電力や、北海道電力、沖縄電力との実施を予定している。日本列島の北から南まで様々な使用条件・気候条件での実証走行試験から得られるデータを基に、i MiEVの早期実用化に向けた開発を進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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