東芝とサンディスクコーポレーションは、『NAND型フラッシュメモリ』の需要拡大に対応するため、300ミリウェハーに対応した新生産ラインの整備と、それに伴う新合弁会社の設立で基本合意した。
今回対象となる新ラインは、東芝が新たに建設する製造棟に整備する。新棟の生産能力の半分を合弁会社による共同生産ラインに充て、生産量を両社で等分にする。共同生産ラインの製造設備は、両社が折半で投資する。
生産能力の残り半分は東芝が運営、その生産量の半分は受託生産とし、サンディスクへ供給する。
新ラインを整備する拠点は、量産開始が2010年の予定。
NAND型フラッシュメモリは、メモリカードを含むデジタルコンシューマ・コンピュータ分野で普及が拡大しており、今後さらに需要の急増が見込まれてる。