新型ホンダ『フィット』は先代同様に1.3リットルと1.5リットルのエンジンが用意されるが、新型の1.5リットルはスポーティなルックスをまとった『RS』(ロードセーリング)というモデルに限定されている。
RSには精悍さを強調する専用グリルやバンパー、サイドシルガーニッシュなどが装備され、インテリアもサテン調ブラウンメタリックパネルが採用されており、1.3リットルよりも上質かつスポーティな雰囲気に仕上げられている。
フィットの開発責任者を務めた本田技術研究所の人見康平さんは「1.5リットルをRS限定としたのは、1.3リットルと1.5リットルのキャラクターを明確に区別したかったためです」と話す。
「RSには専用セッティングのスポーツサスペンションや大径タイヤ、大径ブレーキも採用しましたので、走りもスポーティで上質なものとなっています。フィットの売れ筋は1.3リットルですが、RSを設定することで積極的に1.5リットルを選んでいただける方も増えてくると思います」
先代のフィットにはスポーティなイメージのモデルがなく、1.5リットルは選びにくい状況にあったが、精悍なスタイリングをまとい、フットワークも磨き上げられているRSなら、ステップアップユーザーやダウンサイダーを問わず、多くの支持を集められるモデルに成長したといえそうだ。
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