ヤマト、新中期計画を策定…CO2削減の数値目標も

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ヤマトホールディングスは、純粋持株会社への移行後初めてとなる2008年度から2010年度までの中期経営計画「満足創造3か年計画」を策定した。

今後の事業環境は、より一層厳しさが増し、少子高齢化に伴う国内市場の縮小、法人を中心としたトータルソリューションニーズの高まり、地球環境をはじめとした企業責任問題などが予測されることから、今後の長期的な事業の方向性としてヤマトグループの事業エリアをアジア圏へ拡大させることも視野に入れ、計画を策定した。

新しい中期経営計画では、日本国内でのオンリーワンビジネスモデルの創出とナンバーワンモデルへの磨き上げを中心に事業展開を図るとともに、事業の拡大にあわせてCSR経営を徹底していくことを目指す。

新しい中計では、ヤマトグループCO2削減の数値目標を盛り込んだのが大きな特徴。あらゆる手段を講じグループが直接排出する2010年度CO2総排出量を2006年度比1%削減を目指す。間接的なCO2削減についても新しい仕組みや方法を積極的に採用していく。

具体的には、ハイブリッド車を中心とした低公害車の導入による使用燃料の削減、トラックへのエコタイヤ装着の徹底、エコドライブの推進、マイカー通勤者の削減などを進める。

計画の業績の数値目標では、2010年度に連結営業利益を2006年度比49.0%増となる1000億円、営業利益率6.9%を目指す。

《レスポンス編集部》

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