【ホンダスポーツ】スーパーアグリの“課題”

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ホンダスポーツ】スーパーアグリの“課題”
【ホンダスポーツ】スーパーアグリの“課題” 全 2 枚 拡大写真

ホンダのモータースポーツ活動に関する体制発表会(21日、都内)には、今季の参戦を危ぶむ声もあがっているスーパーアグリ・ホンダの代表、ドライバーたちは姿を見せなかった。

鈴木亜久里チーム代表からは欠席を詫びるメッセージが届いた。「現在、全力で“課題”に取り組んでいます。一日も早く、いい報告ができるように準備を進めています」という主意のメッセージであったが、亜久里代表の言う課題とは、おそらくマシンの戦闘力を高める以前の、チーム運営面(財政面)の課題だと思われる。満足な体制での3年目の参戦を、なんとか実現してほしいところだが……。

ホンダのモータースポーツ部長・和田康裕氏はスーパーアグリの件について、「我々としては、いわゆるカスタマーカーが走れるという前提で、スーパーアグリのメンバーと協力しながら(マシン等の)準備を進めている状況です。昨年のホンダ『RA107』をベースに、08年のレギュレーションに合わせたマシンを作り上げようとしております」とコメントするにとどまった。

スーパーアグリのドライバーについても正式発表はなかった。佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンの続投をチームもホンダも望んでいるようだが、スポンサー事情によっては(デビッドソンに関して)苦渋の決断を強いられることになるかもしれない。そんな噂が囁かれ続けている。

先日はヨーロッパでの新車発表会がキャンセルになったばかり。スーパーアグリの周辺は不安が絶えない状況だ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る