【ホンダスポーツ】IRLに武藤英紀がフル参戦

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ホンダスポーツ】IRLに武藤英紀がフル参戦
【ホンダスポーツ】IRLに武藤英紀がフル参戦 全 2 枚 拡大写真

21日に今季のモータースポーツ活動についての記者発表を行なったホンダ。今年はアメリカのIRLインディカー・シリーズも、F1同様に大きな注目を集めることになりそうだ。

【画像全2枚】

ホンダが全車にエンジン供給するIRLインディカー・シリーズに、武藤英紀(25歳)がフル参戦する。武藤はかつてフォーミュラドリーム等を戦ってきた“ホンダ育ち”の若手有望株で、昨2007年はIRLの下部シリーズであるインディ・プロを走ってシリーズ2位。すでに最高峰インディカー・シリーズへのデビューも果たしている(昨年最終戦:8位)。

しかも今季はトップチームであるアンドレッティ・グリーン・レーシング(AGR)からの参戦とあって、アメリカのセンターポールに日の丸を揚げる可能性も充分にあるのだ。

「チャンピオンチームからの参戦、しかもチャンピオンナンバーの27番での参戦ということもあって、アメリカでの注目というものも感じている。自分自身も気持ちが高ぶってきていますね。一戦一戦を全力で戦い、日本人初優勝を達成できるよう、頑張ります」

27番は、昨年AGRでチャンピオンを獲得したダリオ・フランキッティ(今季はNASCARに転向)が使っていたナンバーだ。気合い充分の武藤は、「シリーズ最大のイベントであるインディ500はもちろんですが、やはり日本、ツインリンクもてぎでのインディジャパン(4月19日決勝)がもっとも意識するレース」と、地元戦への意欲も見せた。

なお、現在IRLには、同じ米国のチャンプカー・シリーズとの統合問題が浮上しているが、これに関してホンダの首脳は歓迎・推進の意向であることを表明。

「アメリカに強力なオープンホイールのシリーズができることは、ホンダとしても望ましい」とのことで、和田康裕モータースポーツ部長からは、「両シリーズが急速に合意に近づいているという認識。近いうちに発表があるのでは」と、現況が報告された。ただし、今シーズンからの統合になるのかについては言及しなかった。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
  5. クルマ好きも唸るイベント満載!さらに進化した「ジャパンモビリティショー2025」の見どころとは?PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る