三菱自動車は、独立系のディーラー新潟三菱からディーラー権を取得して、三菱自動車が新設する子会社に移管すると発表した。
三菱自動車と、新潟県全域を商圏とする新潟三菱は、2月末に特約販売契約を解消することで合意した。新潟三菱の業績が悪化して金融機関からの支援が受けられなくなったため、経営を断念した。
旧新潟三菱の商圏をカバーする販売会社として、三菱自動車は同じ社名の「新潟三菱」を設立し、ディーラー権を移管して3月1日から営業を開始する。
新・新潟三菱は、資本金が2億円で、三菱自動車が100%出資する。社長は直営販社の関東三菱から派遣する。
新会社の従業員数は160人。販売ネットワークは旧新潟三菱の14拠点のうち、8拠点を買収して引き継ぐ。