ホンダ インテグラタイプR を狙って盗難の男7人逮捕

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栃木県警は20日、ホンダ『インテグラタイプR』をターゲットとして、自動車盗難を繰り返していたとして、21歳の男ら7人を窃盗や強盗致傷などの容疑で逮捕・起訴していたことを明らかにした。被害総額は約1億円に達しているとみられる。

栃木県警・宇都宮東署などによると、窃盗や強盗致傷などの容疑で逮捕・起訴されているのは21歳の男ら、埼玉県内に在住する7人。この男らは共謀し、2007年3月21日に栃木県宇都宮市平松本町付近にあるアパート駐車場に保管されていた乗用車1台(時価約130万円)を盗み出す際、これを発見した所有者男性を殴打し、軽傷を負わせた疑いがもたれている。

7人はホンダ・インテグラタイプRをほぼ専門的に盗み出しており、盗み出したクルマは埼玉県内のブローカーに対して1台あたり約20万円で転売していた。盗んだクルマは国内で流通させていたとみられている。

インテグラをターゲットにしていたことについて、7人は「転売価格が他のクルマの数倍近くになった」と供述しているという。犯行が行われたのは栃木や埼玉が中心とみられるが、これについては「ホンダの工場が近くにあり、そこの従業員がインテグラを所有している確率が高かった」などとも話しているようだ。

《石田真一》

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