同乗者のケガを心配し、嘘の供述?

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23日深夜、神奈川県横浜市旭区内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路脇にある飲食店の事務所に突っ込む事故が起きた。警察は本人供述に基づき、25歳の男を現行犯で逮捕したが、翌日になって「実は同乗者が運転していた」と供述を覆した。

神奈川県警・旭署によると、事故が起きたのは23日の午後10時20分ごろ。横浜市旭区上川井町付近の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路脇にある飲食店の事務所に突っ込み、その弾みで横転した。

クルマは大破。乗っていた3人は酒に酔っていたが、このうち58歳と30歳の男性が骨折や打撲などの重傷を負っている。警察では軽傷を負った25歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

男は飲酒運転の事実を認めており、この供述が逮捕のきっかけとなったが、逮捕後は運転の事実を否認。「実際には負傷した30歳の男性が運転していたが、早く病院に運んでほしくて、自分が運転していたと嘘を言った」などと供述しているという。このため警察は男を一旦釈放している。

警察では入院した男性2人の回復を待ち、事故当時の状況について詳しく事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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