三菱自動車と中国電力、i MiEV の実証試験を開始

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三菱自動車と中国電力、i MiEV の実証試験を開始
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三菱自動車は、電池やモーターなどの主要コンポーネントを改良し、航続距離を伸ばした電気自動車『i MiEV』の業務車両として使用する実証走行試験(フリートモニター)のため、実証走行試験車8台を中国電力に引き渡した。

三菱自動車は、地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、軽自動車『i』をベースに、高性能リチウムイオン電池と小型・軽量モーターを搭載した新世代電気自動車 i MiEVを開発中で、2006年10月から複数の電力会社と共同研究を実施することを発表した。

中国電力とは共同研究の第1段階として、2007年6月に i MiEVを1台引き渡し、先行試験を開始した。この先行試験での総走行距離は2300kmに達し、中国電力で開発した急速充電器との整合性や、業務車両としての航続距離、動力性能、使い勝手などについて、性能を確認した。

今回は、この結果を受けて、共同研究の第2段階として i MiEVを中国電力の営業所などに配備し、業務車両として使用する実証走行試験を今年3月から2009年3月まで実施する。

この試験では、三菱自動車は、研究車両の供給や実証走行データの分析、中国電力は実証走行の実施・データの収集や実用性の評価を担当し、実際の運転環境における総合的な性能や市場での受容性を確認する。

《レスポンス編集部》

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