ブリヂストンは、3月4日から3月16日まで、スイスのジュネーブで開催される「第78回ジュネーブモーターショー」に出展すると発表した。
今回のブリヂストンブースでは、「安全」と「環境」をテーマに展示し、安全と環境に貢献する商品や活動を紹介する。
「安全」については、世界で需要が拡大している「ランフラットタイヤ」や、ランフラット耐久性能(パンクした後の耐久性)を向上させる「クーリング・フィン技術」や、ブリヂストン・グループがグローバルに展開している交通安全キャンペーンである「Think Before You Drive」などを紹介する。
「環境」については、タイヤ使用時のCO2排出量を削減する取り組みを紹介する。タイヤのライフサイクル各段階でのCO2排出量を算出すると、使用段階における排出量が全体の87%と大半を占めている。このため、タイヤの転がり抵抗を低減して車の省燃費化を実現することが、CO2削減に貢献することをアピールする。
さらに、トヨタ自動車が出展する乗用車『iQ』に装着されるコンセプトタイヤ「ECOPIA」を展示する。ECOPIAは、車の省燃費、CO2排出量削減に貢献するとともに、安全性能や快適性能を高い次元で確保しつつ、転がり抵抗の低減を図った。iQは、CO2排出量削減を念頭に、高い燃費性能を追求した乗用車で、iQに装着されるECOPIAには環境に優しいイメージのパタンデザインを採用している。