新日石、ベトナムのCO2削減プロジェクトでCO2排出権を獲得

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新日石、ベトナムのCO2削減プロジェクトでCO2排出権を獲得
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新日本石油は、ベトナムのランドン油田で進めているCO2削減プロジェクトで、2001年12月から2005年12月における4年間のCO2削減量449万トンに対して、国連機関が排出権を発行したと発表した。

ランドン油田は、新日本石油グループの石油開発プロジェクト会社がオペレーターとして操業している。

今後は2006年1月以降の削減量について、毎年排出権発行の審査を受け、順次、排出権発行の承認を受ける予定で、2011年までの10年間で約800万トンの排出権発行を見込んでいる。

ランドン油田(海上)での原油生産の際に発生する随伴ガスは、従来、海上で燃焼させていたが、この随伴ガスを回収し、新たに海底に敷設したパイプラインにより、発電燃料としてベトナム国内の発電所などに供給しており、これがクリーン開発メカニズム(CDM)の温室効果ガス削減の排出権として認められた。

CO2や代替フロンなどの温室効果ガスを削減するCDMプロジェクトは、これまで世界で948件が登録されており、この内304件で排出権が発行されている。

排出権の一回の発行数量としてはこれまで最大で406万トンだったが、今回のプロジェクトはこれを上回る449万トンの排出権が発行され、世界最大となる。

また、これまで複数回排出権が発行されたプロジェクトと比較すると、累積での排出権発行数量については世界第10位、このうち、CO2削減のCDMに限れば世界第1位となる。

《レスポンス編集部》

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