道路200万kmを現地調査…インクリメントP、カーナビなどに活用

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道路200万kmを現地調査…インクリメントP、カーナビなどに活用
道路200万kmを現地調査…インクリメントP、カーナビなどに活用 全 2 枚 拡大写真

インクリメントPは、地図データ整備を目的に、延べ200万kmの道路走行調査を実施したと発表した。

日本全国を対象にした大規模な調査で、自社開発した車載型の調査システムを搭載した車両を使って現地を走行し画像を撮影した。収集した画像は延べ8億枚を超えている。

同社では、これまでも現地調査や情報収集などのノウハウや、これまで培ってきた地図制作技術を駆使し、高品質で新鮮な地図、地点情報、付加情報を整備・制作して、地図データ価値の向上を図ってきた。

しかし、GPS搭載の携帯電話やPND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)、多機能化が進むカーナビゲーションシステム、航空写真や衛星写真の利用、3D地図など「位置情報サービス」は急送に進化しており、地図データへの要求は増大している。

このため「新鮮」で、「高精度」、「安全・安心」な地図データが、これからのカーナビ、位置情報サービスの実現に不可欠と判断、実際の道路を走行して調査を実施した。

走行記録や撮影画像を元に、画像認識等の技術を駆使し、信号機や交通標識などの情報を抽出、より高精度な地図データの整備した。現地確認しないとわからなかった道路の「生」の「詳細な」情報を、現地の走行撮影画像から取得したことにより、カーナビゲーションでルート計算、誘導の品質が大幅に向上、より正しく、より的確に安全なルートを探索できる高信頼度の地図データの提供が可能となったとしている。

今回取得した膨大な走行撮影画像は、新地図データの整備以外にも、より多くの人に活用してもらえるように検討する。

今回の調査をベースで開発した新しい地図データは今後、同社サービス「MapFan」での利用、カーナビメーカーへも随時提供するほか、PND向けにも提供する。

さらに、カーナビやPND以外の情報端末への地図データや現地調査で取得した膨大な走行撮影画像も提供していく。

《レスポンス編集部》

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