日産、奨学金制度を終了、記念式典を実施

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日産自動車は、1998年度から実施してきたNPOラーニング奨学金制度をについて制度設立10年の節目を機に終了すると発表した。

「将来の社会を支える若者たちへの投資、NPOと企業の新しいパートナーシップの構築、及びNPOと若者の出会いの場を提供する」とする所期の目的を達成したためとしている。

奨学金制度は、NPOでの活動体験を希望する大学生・大学院生を公募し、同社がその仕事の実績に応じて奨学金を支給するインターンシップ・プログラムで、企業とNPOのパートナーシップの新たな試みとして1998年に開始され、10期目となる今年度までに、168人が奨学生としての活動を修了している。

5日に実施した最後の修了式・終了記念式典では、小枝至共同会長が、第10期奨学生に修了証を手渡し、奨学生へ激励のメッセージを贈った。また、産業界やNPO、過去に同制度を修了した学生など、これまで制度に関わってきた人を招き、制度10年間を振り返った。

日産では、次世代に向けた持続可能性のために、「教育への支援」、「環境への配慮」、「人道支援」の3分野を中心に、企業市民としての活動を行っていく考えで、今後も引き続きNPOやNGOとの協働の可能性を検討していく。

《レスポンス編集部》

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