出光の天坊社長「OPECは減産のタイミング見極めへ」

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ウィーンで開催されたOPEC総会で、現行目標生産量を据え置くことが決議されたことについて、出光興産の天坊昭彦社長はコメントを発表した。

原油価格は、需要が低迷している中でも投機資金の流入で高値更新を続けているが、OPECは現行の生産量を据え置くことにした。

同社の天坊社長は「2008年第2四半期以降、在庫の積み上がりが予測される中で、OPECとしては減産を決議したいところだが、WTI原油価格が1バレルあたり100ドル水準の史上最高値圏で推移する中、消費国への配慮から今回、減産を決議することは難しいとの判断に至った」と推測。

ただ、米国経済の後退による需要減少懸念を背景に、過剰な在庫積み上がりによる原油価格急落への不安から「OPECは原油価格動向を睨みながら、減産のタイミングを探っていくものと思われる」としている。

《レスポンス編集部》

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