4日午後、福岡県福岡市南区内の福岡都市高速道路5号上り線・野多目ランプ付近を走行中の乗用車が、本線との分岐部分に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた27歳の男性は車外放出され、高架下に転落したことが原因で死亡している。
福岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは4日の午後1時15分ごろ。福岡市南区野多目5丁目付近の福岡都市高速道路5号上り線を走行していた乗用車が、野多目ランプへの進入路と本線の間にある分岐部分に衝突した。
クルマは大破。運転していた27歳の男性はフロントガラスを突き破って車外に投げ出され、そのまま約20m下の路外に転落した。クルマは無人のまま約20m走行。側壁に接触して横転している。
男性は高架下にある飲食店の屋根部に転落。近くの病院に収容されたが、全身強打で間もなく死亡した。警察ではハンドル操作の誤りなどが事故原因と推測している。