5日夜、山梨県南アルプス市内の市道で、頭などから血を流した高齢男性が倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。男性は間もなく死亡。自転車に乗っていた際、クルマにひき逃げされたものとみられている。
山梨県警・南アルプス署によると、警察が事故発生を認知したのは5日の午後9時25分ごろ。南アルプス市桃園付近の市道を通り掛かった人から「頭から血を流した高齢の男性が路上に倒れている」といった内容の110番通報が寄せられた。
現場に急行した同署員が意識不明の状態で倒れている男性を確認。男性は近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認された。その後の調べで、現場近くに住む71歳の男性だったことが確認されている。
男性の近くには損壊した自転車も倒れており、警察では自転車に乗車していた男性がクルマにひき逃げされたと断定。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。