無免許運転の発覚を恐れ、ひき逃げ 少年逮捕

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大阪府警は7日、5日夕方に大阪府大東市内でパトカーの追跡から逃れようとした際、歩行者をはねる軽傷ひき逃げ事故を起こしたとして、18歳の少年を道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕した。

大阪府警・四条畷署によると、問題の事故は5日の午後5時50分ごろ発生している。大東市内の国道170号をパトロールしていた同署員が、約1年前に無免許運転容疑で摘発した少年が乗っていたものと同じナンバーの軽乗用車を発見。大東市赤井1丁目付近の府道で職務質問を行うために停止を命じたが、クルマはそのまま逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始したが、クルマは大東市氷野2丁目付近の市道を横断していた66歳の男性をはねて軽傷を負わせ、さらに乗用車や原付バイクへ相次いで衝突するなどの事故を起こし、そのまま現場から走り去った。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。同市内に在住する18歳少年が運転していた可能性が高いとしていたが、この少年は7日未明に出頭。ひき逃げ容疑を大筋で認めたことから逮捕した。調べに対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと話しているという。

《石田真一》

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