信号無視の“馬”と、軽乗用車が衝突

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8日午前、福岡県北九州市八幡西区内の県道を進行していた軽乗用車が“馬”と出会い頭に衝突した。馬は乗馬愛好会が所有するもので、芦屋町内を散歩中に逃走、約10kmを単独で走り抜けてきたとみられる。

福岡県警・八幡西署によると、事故が起きたのは8日の午前10時45分ごろ。北九州市八幡西区永犬丸西町2丁目付近の県道を走行していた38歳女性が運転する軽乗用車と、右方向から赤信号を無視して単独進行してきた馬が出会い頭に衝突した。

軽乗用車は急ブレーキを掛けたため、後続のクルマ2台も追突。結果として車両3台と、馬1頭が絡む多重衝突事故に発展し、軽乗用車を運転していた女性が打撲などの軽傷を負っている。

この馬は乗馬愛好会が所有しているもので、普段は熊本県高森町内で飼育されている。この日は芦屋町内で乗馬会を開催するために搬送し、遠賀川周辺で散歩をさせていたが突然暴れだし、単独で逃げ出したという。事故現場までは直線で約8km、道程で約10kmだが、約2時間を掛けて走ってきたとみられる。

馬は衝突で前足を負傷し、回復の見込みがないために安楽死(薬殺)処分となった。警察では乗馬愛好会の関係者からも事情を聞いている。

《石田真一》

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