9日未明、千葉県四街道市内の市道で、道路を歩いていた男性がクルマにひき逃げされて死亡する事件が起きた。警察では死亡した男性の身元を調べるとともに、死亡ひき逃げ事件として逃げたクルマの行方を追っている。
千葉県警・四街道署によると、事故が起きたのは9日の午前0時15分ごろ。四街道市大日付近の市道を歩いていたとみられる50 - 60歳代の男性が路上に倒れているのを近隣住人が発見。警察に届け出た。
通報を受けて急行した同署員が頭などから血を流して倒れている男性を確認。男性は近くの病院に収容されたが、胸部強打などが原因で間もなく死亡が確認されている。
通報者の住人は「ドーンというような衝撃音が響いてきて、異変を感じて外に出たら人が倒れていた。クルマはもういなかった」などと証言している。警察では市道を進行してきたクルマにはねられたものとみて、死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。