商船三井は、今年6月から、中東 - アジア間でナフサやガソリン、ガスオイルなどを輸送するLR1型プロダクトタンカー7隻による単独運航を開始すると発表した。
同社はこれまで欧州系船会社と同社8社が共同運航する「THE LR1 POOL」に7隻で参加していたが6月で脱退する。
THE LR1 POOLの主催者であるTHE LR1 MANAGEMENT K/Sから同社が受託している日本および韓国でのチャータリング業務は3月28日付けで終了する。
今後は東京本社、シンガポールのミツイO.S.K.バルク・シッピング(アジア・オセアニア)、英国のミツイO.S.K.バルク・シッピング(ヨーロッパ)の各拠点で営業を開始し、多様化する顧客ニーズに迅速・柔軟に対応するとしている。